映画と本とミルクティー

映画や本、ドラマなどの記録です。

(2)ブルージャスミン

最近見直して、前に観たことを思い出した。

観た映画を忘れるなんて!結構ショック。

 

というわけで始めたブログです。

今までに観たのも振り返って、どのくらい映画観たかカウントしたい。

 

ブルージャスミンの話。

やーこれはおもしろい。何度も観ちゃう。

ケイトブランシェットが最高すぎる。

 

おもしろい、と言いつつ、笑っちゃうということではない。

セレブだったときのシーンはゆったりみていられる。まーみんなこれ見よがしなセレブなんす。

友達みたいのもいるけど冷たいし。

 

でも今のシーンは本当に痛々しくて切ない。

ジンジャーいい子だし、友達も合わないだろうけど仲良くしてればそれなりに楽しそうなのにな。

 

歯医者の先生はほんと最悪。通報ものだよ。

しかも手袋を外して結婚指輪が目立つように演出されている。

結婚してるのにアプローチしてくるなんて失礼だよなぁ。やー至極きもいおっさんである。

 

ドワイトからの電話をうけて、わざとゆっくり出たり、忙しそうなふりしたり、いかにも仕事してますって感じの嘘バンバンついて、、、電話を切ったあとでジャスミンは泣く。ここが本当に切ない。

 

ドワイトが肩書きや能力に惹かれているのがわかるからだ。そりゃ見た目で最初は惹かれてるんだけど、セレブにはきちんとしたバックグラウンドが必要なんである。知らんが。

丸ごとの自分を出せないのが情けないのもあるかもね。

 

自分の理想はもうばっちりあって、でも現実は全然違うもので、それが本人にはみじめすぎて受け入れたくない。

なんで自分はこんな嘘つかなきゃならないんだろう、なんでこんな自分なんだろう、って思ってやるせなくなる。

 

ジャスミンは大富豪の時期を経験しちゃってるだけに、辛いんだよなぁ。

 

幸せだった頃のブルームーンの話を繰り返しするジャスミン

 

ジャネットに戻らなくてもいいから、

物やお金やステータスにしばられない、自由なジャスミンになって、人生楽しめるといいんだけどなぁ〜。

 

なかなかうまくいかない、せつない話。